なにもかもぽんこつですから

えんじんもめんたるもぽんこつなあらふぉー(そろそろきょうがくのあらふぃふ)のちゃりろぐ、と、ねんれいにあらがうべくはじめたじむかつのろぐ。さいきんはおそとがおっくうになってきたので、おもにじむかつのろぐ(じぶんいがいよんでもなにもおもしろくないの)になってしまいました。

ペダル変える

その昔、ロードバイクを始めて4ヶ月過ぎた頃にビンディングペダルを使い始めた時、あまりにもチキンなのでどう暴れても外れるようにクランクブラザーズを選んだのだけど(当時はロードでそれはマニアックだねーとは言われた。)最初使っていたマレット1から変更したキャンディ3も見た目気に入っているし、もがくこともそれ程無いので特に不自由無く使っていた。


今回の膝痛事件でトレーニングやマッサージと平行してショップの方に相談したところペダリングを見て貰えたんだけど、まぁこれがいつの間にか痛みの出ている側のペダリングがめちゃくちゃになってた。後ろから見るとあまり分からないのだけど、正面から見て動画撮って貰ったら膝が内側に入ってブレブレ。インソール数種出し入れしたり、ペダルを変えてみたり(手間かかりすぎて感謝しかない)、結果左足はQファクターが右よりも何故か広いみたい。だからトップチューブ見ながら左右均等にと思ってると左膝が内側に入ったようなペダリングになってしまう。で、それが癖になると。
ってことで、「ある程度クリートの調整が出来るSPD-SLにするのも1つの解決方法。SPDでも少しは可能だけど、ペダリング効率を考えるとSPD-SLが良いのではないか。」との事なので暫く試すことに。クリートの調整をして着けてもらい、お店に転がっていた旧105ペダルをお借りし、帰宅。そして後日中距離数回ライド。

試乗会などで数回SPD-SLは試したことあったけど、自分のシューズでは初めて。試乗の時は上位グレードの試着用シューズだったからあまり気にならなかったけど、自分のはアッパーが柔らかいせいかすんごリリースしにくい。あとキャッチもすくい上げてはめるのがなかなか出来ず。発進してすぐに加速出来ない。1人だったらまだしもグループだとついていけんなこれ…。
脱着が今までのクランクブラザーズとは全く動作が違うので(硬さは勿論、捻る方向やインの感覚)かなり苦戦。ビンディング動作自体には慣れているとはいえ、数十キロの距離でかなり疲労してしまった。膝や足首も痛い。そしてシューズのつま先がハゲてきたわ。

でもこれで問題無く使ってる人多いんだよね?何故自分はこんなつらく感じるんだ。世の中の人はそれを我慢してるのか、克服してるのか…。と、どんよりしてたらカーボンのはどう?と旦那氏のアルテグラと交換してみたところ、感触は確かに違うけど脱着の辛さはあまり変わらず。そして旦那氏にはこの105別に硬くないし緩い方という感想を頂く…。

でもさすがに脚回してる感じは良くて、面で踏んでるってこういう感じかと、ロスが少ないと言われるのもこういう感じかと実感。今まで大して気にしなくて、他のペダルに変えるのが怖かったのとキャンディ3が可愛かったからクランクブラザーズ使っていたけど、非力な人ほどSPD-SL使ったほうが良いのかも…。

そんなこんなでぐんにょりしていた所、お勧めされたのがTIMEのペダル。一般的には脱着しやすいと言われるけど、人によっては大して変わらないとかむしろ使いにくいとか聞くし、これはもう使ってみるまでわからないとしか。あとTIMEは現状予備が無くお試しできないので購入一発勝負にかけるのみ。
散々悩んだけど、思い切って無難なXpresso4を購入。禿げ上がるかと思う程不安に苛まれつつも、ビンディング脱着に慣れてるならダイジョウブダヨーという周りの言葉(棒読み)に流されいきなり140kmライドに投入。


あ、右足乗せるだけではまった、漕いだ、左…???(クルンクルン)パチッ。お、これも裏表さえ分かるようになれば多分ラクだ。リリース…バチッってすげぇ音。でもグネって感じが無いから(SPD-SLはバネが若干グネってそれがつらい)パキパキした感じで外しやすい。あーこれは脱着に関しては全然大丈夫だ、というわけでペダルに関しては特に問題無く140kmライド終了。
次の80kmライドでは、フローティング機構やペダルの向きなんかを冷静に確かめつつ。フローティングとは言うけどフラフラ動くわけではないので不安定な感じではない。ペダルの向きはリリースを雑にしなければ次のキャッチで丁度良く踏み面が上に来る。などなど。
次は某センチュリーライド。歩きにくいのでエイドでの砂利なんかでは心の中で「ああああコケそうだしクリートが削れああああ」といちいち叫びながら歩いてたけどまぁ仕方ない。クリートのキャッチはそこそこ感覚で裏表判断出来るようになったかも。
いやぁ、泣きながらSPD-SL使い続けなくて良かった…。

ただ、クリートがでかくて高さがある。クランクブラザーズは元々3穴のロード用シューズに下駄履かせていたのでSPD-SLへの移行は大して違和感は無く、ちょっと不安定かな?くらい。TIMEのクリートはかなり存在感があるので、歩き方がさらにペンギン化。っていうかほんとに歩くのが嫌になるわこれ。カフェクリート云々とか言うけど、そもそも高さがあって歩きにくい。減りやすいので歩くならクリートカバー必須という話も聞くけど、それって更に高さが出て歩くどころではなくなるのでは。SIDIのシューズとあの高さの出るヒールを買うしかないのか?
とグダグダ思うわけですが、それでも一番大事なのは漕いでいる最中ってことは変わらないのでどこかは妥協せねばならない。他の人に比べて非力だという自覚はあるので、こういうところも出来るだけ抜け目ないようにしなきゃいけないのかもな。

そんなわけで、見た目の黒っぽさが増した我がロードバイクでした。(タイヤとホイールも変えて地味になってしまった)