なにもかもぽんこつですから

えんじんもめんたるもぽんこつなあらふぉー(そろそろきょうがくのあらふぃふ)のちゃりろぐ、と、ねんれいにあらがうべくはじめたじむかつのろぐ。さいきんはおそとがおっくうになってきたので、おもにじむかつのろぐ(じぶんいがいよんでもなにもおもしろくないの)になってしまいました。

湖畔を回る

7月最終週の土曜日、その二日くらい前に突如思い立った。そうだ湖畔に行こう。
日曜から暫く雨っぽいし、だからと言ってもうこんな季節だし梅雨明けしたから朝から暑い。ならば涼しい所に行こうじゃないか。

で、自分たちにしてはあり得ないほど早朝に出発。(勿論トランポ)普段絵に描いたようなダメな大人として生きているのに何故かこの日は行動力がおかしかった。
ちょっと道は混んでいたものの概ね順調で、数時間後に河口湖に到着。気温は低めでカラっとしてて涼し…くねぇよ何だよこの日差しは!!!

確かに気温湿度低めなんだけどこんな朝から日差しが痛い。自転車下ろしたり準備したりとかの間に既に汗だく。コールドブラックやヒートギアを通して肌がじりじりする。でも、少々無言になりながらもなんとか出発してみたらこれが意外と快適。やっぱ風切ったり木陰に入るとすごく涼しい。天気は快晴だし、富士山はとっても綺麗に見えるし、景色は飽きないし、超快適で楽しい。

河口湖を半周して西湖へ。覚悟はしていたが、最近運動不足すぎて不安だったこの道、やっぱり死んだ…。最大約9%のつづら折り、早々とインナーに落としたもののもう1枚も残っていないと気づいた時の絶望感、本気で足着こうかと血迷いつつその先で思い直しまたすぐ後悔するはめになること3回、多分Strava停止するんじゃないかなぁ…ってくらい低速でゴイゴイ漕ぎ、ほぼ登り切って酸欠でブハーブハーという音を発しながらトンネルに入る。やだブハーが響き渡っているようで恥ずかしい。死ぬ、むしろしんだ。
トンネル出口で呼吸を整え再出発。知らないカップルが後ろにいたけど気づかなかった。さっさと行ってしまわれたけどブハーブハーしてるおばはんの後ろ姿はきっと滑稽であっただろう。そしてこの時のダメージで後々のなんでもない登り坂が異様にきつくなるのだった。もうアウターに戻せないよ。あとホイール変えてなかったら確実に死亡した。
心肺機能大事。こういう時楽しく走れるように普段のトレーニング大事。あぁぁ…わかってるんだ、わかってるんだけどさ!

よれよれしながら西湖到着。富士山と花壇の見えるビュースポットで暫く休んで回復したような気がしたので再出発。低速で景色見ながらゆっくり進む。空も緑も水も綺麗な夏風景で癒やされる。河口湖より落ち着いている感じだけど、釣り人やキャンプしてる人もたくさん。

そしてまた半周して西湖を逸れ、精進湖へ。途中の一般道はそれ程通りにくくは無い。長くて緩い下り坂や上り坂があるけど、なんとかやり過ごす。
上九一色だって~とか青木ヶ原樹海~とかべらべらしゃべりながら(主に旦那氏が)精進湖到着。更にこぢんまりした湖でこれもまた景色よし。この頃になると交通量も増えてきて、道もあまり広くないのでちょっと注意が要る。

で、精進湖を1周して復路へ。本栖湖までは今の自分ではちょっと厳しいかなということでここで折り返す。精進湖の残り半周は湖は見えなかったけど、緑の中もなかなか気持ち良かった。
帰りは下りが多くて上りがあまり無い印象。上ったり下ったりは同じハズなのに、帰りはあまり登りを感じなかったような…。ぐんぐん下った状態で「どこでこの下り回収すんのよ」とビビっていたらいつの間にか西湖湖畔を過ぎ、あのつづら折りに出た。アレ?と思いながらこの下りはキツイので下ハンでブレーキ握り込みながら下りきる。あとはまた河口湖畔を半周し到着。
体力は使い切ってない感じで、平地ならまだ行けるかなと思ったけど、楽しかった~と思える程度で終われるのは良いことだ。無理はしない。

時間はほぼ正午で日も高く、更に暑くなった中後片付けを終えると再び汗だく。日帰り温泉に寄ってほうとうでも食べて帰ろうかって思っていたけど、あまりの暑さに温泉もほうとうもあまり想像したくなくなってしまった…。っていうか今思えばアイスも食いたくないくらい消耗してた気がする。ま、美味しいものは涼しい季節になったらにしようか。
ということで道の駅をだらだら巡ってお土産を買い、のんびり帰宅。

ロード乗りの人比較的沢山すれ違って、ちょっと挨拶するあたり登山みたいだなぁと思った。普段あまりこういう機会無いから新鮮。あとMTBの気の良いおっちゃんに何度か遭遇して「うぇーいwはっはーw」みたいな挨拶し合っててちょっとなごんだ。

うーん…フジエコ…これなら行ける…?(血迷う)